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2010年 8月22日
 
       蝶野に捧げるオマージュ
 
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メンバー S&C KoDaC山の会会員4名 講習生8名





空を見ろ!




・・鳥か?




・・・飛行機か?




いや、、 蝶野だ!!
じっとしてるだけで汗が噴出す猛暑の日曜
前回講習生のために4名の講師が集結してくれた
目を皿にして、しっかりと見るんだ
蝶野の模範演技を!



 なんと軽々とした動きをするのだろう

 


      まるで手足が何本もあるようだ・・・


              ちゃうちゃう、そっちはサワ蟹やし 足10本あるしー
この壁を、ワタシ達に登れというのか・・・

口調だけは優しいリーダー・星一徹

 



登れ!と言われて途方に暮れる子羊たちの間を動き回る蝶野

「それやったらアカン!」 「○○忘れてる!」 次々と指示をしてゆく
あっちでビレイの指示してるかと思えばー


上にワープして 『 いけるいける!』 と激をとばす



いつのまにか壁を登る子羊の下から見上げており

『 思い切って踏み込んだら大丈夫!』 と励ます
暑い
したたり落ちた汗は岩の上で一瞬のうちに蒸発する



前のチームのセカンドが登り始めた 

次はいよいよワタシだ



 『 がんばれよ〜 』

   一人、のんびりしたおじさんがいる・・ アレがワタシのパートナーなのか_| ̄|○

はぁ・・はぁ・・・ ビレイポイントに到着した

ココは岩にスリングをかけて支点としてー、、、




 『掛け方が甘い!!』


ぬぉぉおお!! いつの間に蝶野が横に!?
登りにてこずって 『テンション!』 と叫ぶ子羊には

『 テンションなんかない!!』 と言う


アルパインとは、なにがなんでも落ちてはいけない

どんな方法でも、どんな格好でも、、、

落ちずに登りきることがアルパインクライミングなのだ





『よう覚えときや! 山は一歩で死ねるんやで!』



暑さと厳しさに子羊たちが萎えかけたころ

蝶野は手下にカキ氷と飲み物を差し入れさせた


暑さに眩暈を覚えた子羊には、横にならせ、自ら団扇で風を送る・・・
 
そんなとき、蝶野は小百合に変身する
毎年、過酷を極める六甲縦走ではサポートに徹し

大勢を引率する山歩きでは、どんなコースでも下見をかかさない




しかし、蝶野自身の山は別にあった

ずっと単独でテントを担いで歩いてきた

でも単独では越えられない壁があった



そう、ザイルを繋いでしか越えられない壁


アルパイン



その壁を越えるため、蝶野はさらなる試練を自身に課した


時には氷点下20度近い中で、ツェルトとシュラフカバーだけで夜を明かすこともあった

肉体と技術の鍛錬だけではない

身に着けねばならない膨大な量の知識



それらを習得したとき、自身の理想である山岳会を立ち上げた


自らのステップアップのために

そして後輩の育成のために・・・




『 年齢は関係ない。

やりたいという気持ちが一番大切やねん!

やりたいって人のためには全身で教えるでぇ〜!!』





この日、Shigeoとワタシは KoDaC山の会 の仲間になった

 

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