アルイタキオク | |||||||||||||||||||||
アルイタキロクTOP |
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とうとうN川先輩が、岩の手ほどきをしてくれることになった♪ 『 自分ら、こないだ講習受けたんやろ?』 はいー、、でもね、、 あんな講習、インドアとかわらない! (イ○イスポーツさん、ごめんなさい) いつの間にか垂れてるロープを登ってー、いつの間にか垂らされたロープで懸垂下降なんて。。。 『 ワシのやり方は古いかもしれんぞー』 いえ、その生きた技術を学びたいのです!! |
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連れてこられたのは鎌倉渓・百丈岩 川沿いに遊歩道もあり、ハイキングコースになっています 奥にみえる青いやぐらは、大阪府勤労者山岳連盟の確保訓練施設 |
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茶店の横から出発〜 | |||||||||||||||||||||
すぐに一般道とクライミングのコースに分かれます 『 カモシカ谷っちゅうてなー、この辺のルンゼ登るのも面白いんやぞー』 などと話しながら歩くN川さん、、、歩くの早すぎて写真撮ってられませんー(涙 |
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『 まずココ登ろか 』 突然立ち止まって、ちゃっちゃか準備始めはりました ココと言われてもドコをどう登るのか、、??? ま、とりあえず準備をしましょう |
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ハーネスつけるだけでも一苦労なワタシですー | |||||||||||||||||||||
こちらはジム経験もなしの初心者マーくん トップロープって何?状態(笑 | |||||||||||||||||||||
改めてじっくり壁を見るとー おお!あちこちにボルトが見えてきた! |
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トップはもちろんN川さん | |||||||||||||||||||||
ビレイはShigeo担当 | |||||||||||||||||||||
ひょいっ ひょいっ と登って行くN川さん 驚くことにShigeoより10才も上でー なんと今年、ん十の大台に乗りはるのです! |
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『 えぇふくらはぎしてるなー』 『 体やわらかいですねー』 ヨダレ垂らしながら見上げるShigeoとマーくん。。 |
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『 ギャートルズにでてくる骨付き肉みたいな足やね 』 『 いや、USJのジュラシックパークで売ってる肉みたいや 』 などとアホ話してる間に、支点にロープセット終了〜 |
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『 次、オマエ行けっ!』 とShigeoにおケツ叩かれて・・(-"-;) |
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N川さんの登りを見てたらとーっても簡単そうなんだけどー 下から見るとガバガバ掴めそうでしょ? これがねー、、ほんま、、、 蓬莱峡の講習じゃスイスイ登れたんですよ、ワタシ ( ̄‥ ̄)=3 何箇所か、ボルト掴んではいずり上がりましたっ 支点回収しながらー、めちゃめちゃ時間かけて、1本終了〜〜 (汗だく) |
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お次はマーくん Shigeoよりマイナス10歳、N川さんよりマイナス20歳 この中じゃ若手なのだ!(世間じゃ壮年だけど) 『 まるっきりの初体験やのに・・』 なーんて泣き言はここじゃ許されません!! |
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意外とスンナリ登りきったマーくんに続き、満を持してShigeo登場! | |||||||||||||||||||||
夫の命を預かるのは妻の務め( ̄ー ̄) | |||||||||||||||||||||
蓬莱峡でも2回、ワタシに命助けられたShigeoさん 左からいったらえーねん!などとさっきまで好き勝手ほざいてたShigeoさん 『 掴むとこ無いやんけーっ!』 泣いてます (≧▽≦) |
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必死こいてなんとか落ちずに登れました | |||||||||||||||||||||
『 じゃ、ロープだけ持って移動しよかー』 |
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少し沢を戻った壁へ移動します 『 これくらいの岩は山になんぼでもある。 ロープなしで登るでーっ』 そう言ってがしがし登ってくN川さん、、、 『 マーくんも小秀山登ったんやろ? あそこの岩場みたいなもんやー』 そうおっしゃいますが、、、 これに比べたら、あっちは階段ですよ! |
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最初は良かったです 足場も手がかりもそこそこあるしー でもね、登ってくうちに・・・ |
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こわいーーー!!セミになったワタシ | |||||||||||||||||||||
『 ちょっと待っとり、ロープ出したるわ。掴まんでもロープあるだけで安心やろー』 たしかにーー ロープが下りてきたとたん安心感100倍! が、あるモノは利用するワタシ。 しっかり掴んで上りました〜 |
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登ったテラスの後ろに、ローソク岩が聳えています ・・・こっわーーーー 『 さー、降りよかぁー』 なんとっ、いきなり懸垂下降ですか!? |
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ロープさばいて準備してはる横で、何度もしつこくセルフビレイの確認をしますー |
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模範演技中〜 | |||||||||||||||||||||
顔が引き攣ってるマーくん そりゃ初めて使うATCが、ビレイじゃなく懸垂下降ですからね^^; |
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続いてShigeo ビレイ外して移動するだけで腰がひけてますー |
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三番手のマーくんも、無事降りきってー 最後はワタシ ぢつはー、懸垂下降は好き♪ 怖くない♪ るーんるーんるーん ってな感じでリズムよく〜 あ、肩から下げてるカメラがジャマだなぁ、、 ・・・と思ってクイっと背中へまわしたとたん、、 |
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ブチッ! 『 かめらぁぁぁーーっ!』 (この場合、ラクー!と叫ぶのが正解) ・・・ 滑落・即死 ・・・ ストラップはケチって100均を使っちゃいけません(涙 |
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約2年連れ添ったパートナーの事故死という悲しみの中、さっきの壁に戻ります 悲しみを乗り越えるため、自らトップをかって出たワタシ ・・・健気ですね |
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が、「健気さ&ヤル気」 と 「実力&技術」 は比例しません 初めて掛けるヌンチャク ロープをセットするのって結構重いんだーと知りました |
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そこっ!そこっ!あとちょっとーー!! ってとこで落下 その場から何度かリトライしましたが、もう腕パンパンで、、 |
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バトンタッチ^^;アっと言う間に到達 | |||||||||||||||||||||
が、・・まだ登っていきはります その上に見える支点に掛けるのかな? それもすっとばして、まだ上へ・・・ ドコまで行く気なんでしょうか!? ビレイしてたShigeoも見上げる首が痛くなり、ワタシと交代 ・・・まだ登ってます とーっくにN川さんの姿は見えません ロープの半分を超えてもずんずんずん、、、 『 どーやって降りてきはるんやろ?』 『 降りてこんのとちゃうか?』 『 んじゃワタシらどーするの!?』 |
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40メートルロープが残り数メートルになった頃、やっと止まり、声が聞こえました 『 ○※△☆▽※○〜〜〜』 ・・・何て言ってるのか聞き取れません^^; 「のぼってこいよー」 なのでしょう、たぶん。。 |
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『 オマエ、行けっ!』 ・・・(-"-;) ほんまに上でビレイしてくれてはるんやろか?? 試しに引っ張ってみると、テンションがかかります 仕方ない N川さん、命預けますよっ! ・・・が、こんなツルッツルの壁に始点とるのヤメて下さい(涙 |
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途中、何度も落ちそうになってロープにしがみつきましたー 必死のぱっち 無我夢中のゴール。。 『 平なとこで休んどきー』 はい〜〜(涙 N川さんは休む間もなく続けてロープダウン&ビレイです マーくん・Shigeoも無事到着〜 |
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へたりこんでるワタシらの横でさっさとロープをまとめ、『 さ、行こかー』 ・・・どこへ? 何しに? と聞く勇気も元気もないまま、後を追います さっき懸垂下降した場所でしたー そっか、ここから降りるつもりで、さっきロープを残しておいたのかーー ・・って、今さらながら感心^^; |
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るーんるーんと懸垂下降で降り立ってー 『 メシにしよか〜 』 『 やったーー♪』 |
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↓ N川さんのピッケル(40年モノ!) | |||||||||||||||||||||
茶店に戻ってベンチでのんびりお昼休憩〜 ハイカーはちらほらいますが、クライマーの姿はありません きょうは貸切り♪ この近くにはいっぱいいい岩場があるそうです |
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さて、午後の部のスタート! 『 ちょっとハイキングコース歩いてみよか。 なかなか面白いで。』 は〜い! 一般道ですが、なかなかの険しい急坂です 汗が噴出すーー Shigeoは 『 エッラー!』 の連呼 でも岩々したとこにはクサリもあって、子連れのハイカーも歩いてます さっき見上げてたローソク岩が目の前にでてきて、景観も素晴らしい! 『 楽しい道やね〜♪』 |
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『ここでちょっと休もか 』 え?もう休憩ですか? すいすい岩を登ってもー、なんだかんだ言ってもー やっぱりN川さんもおトシですね ( ̄m ̄ ) ・・・なんて思ってたら |
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『 さ、ここ降りよ 』 ・・・へ!? |
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ココのドコをどーやって!?誰が!? | |||||||||||||||||||||
『 クライムダウンや。経験しとかなアカン 』 | |||||||||||||||||||||
・・・って、またワタシからですか (-"-;) | |||||||||||||||||||||
『 カカト上げすぎやー!フリクション効かせたら大丈夫や!滑れへん!』 『 は・・はいっ!』 『 ココは登るの簡単なんやでー。』 『 は・・はいっ!』 ・・って、今は降りてるんですけどっ! 『 あのー、掴むとこないですーっ! 岩がみんな下向いてますーっ!!!』 『 逆層スラブやー。ハッハッハ!』 そうですか、、 (-"-;) |
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右いけー、だの 左いけー、だの、、 『 左ー!・・ちゃうわ、 そっちからみたら右やー、ハッハッハ!』 だの、、 しまいには 『 ロープ足らんわー!』 ・・・な・ん・で・す・と!? (゚∀゚;) 『 そこでロープ外してー』 (゚∀゚;) (゚∀゚;) (゚∀゚;) |
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ほんの数メートルのトラバースで安全地帯ですけどね、、 ちびりました |
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セルフビレイしっかりとって一安心 あとは高見の見物 、、いえ、下見の見物(笑 マーくんも顔面蒼白、チビリながら降りてきてー 次はShigeoです いきなり泣きがはいります それを見るN川さんの楽しそうな顔! |
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『 言うこときくかー!?』 『 聞きますーっ!』 『 もうワガママ言えへんかー!?』 『 言いませんーー!!』 今なら言いなりですよ(笑 |
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しかしー、ワタシ達が降りたあと、N川さんはどーやってココまで降りてくるのでしょう? きっと登り返せって言われるんだろなー、、 ま、登りのほうがマシかー、、、 まさかこの40mのカベをフリーで降りてくるなんて無茶はしないでしょうしー |
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・・・そのまさか、でした | |||||||||||||||||||||
途中まできたら、ロープをたぐりよせてコッチへ投げてよこしますっ あとはフリーです! なんと、ところどころ前むいて降りてきはりますっ! ・・・カッコイイーーーー!!! N川さんっ、ワタシたち、どこまでもあなたに付いていきますっ!! |
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そこから岩場を移動してー、ローソク岩の下に来ました N川さん、上を見上げてます イヤな予感・・ 『 ここ登ろかー』 ・・やっぱり! 『 イヤですっ! ムリですっ! 絶対ダメですっ!』 さっきどこまでも付いて行こうと心に決めたのに、いきなりの反逆〜 |
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全員の反対に、しぶしぶ撤退を決意してくれました^^; 午前中に登ってきたテラスまで移動します〜♪ ここから懸垂下降で降りることに ワタシの番がきてー、るーんるーんるーん♪ と降りてたら・・ 『 はい、その辺から右によってー、ロープ外してー』 は、はいー??? 『 ロープ足らんから、そこからクライムダウンやー』 (゚∀゚;) (゚∀゚;) (゚∀゚;) ・・・タダじゃ終わらせてくれません |
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〜 長い長い1日がやっと終わりました 〜 |
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茶店にもどって、 マーくんは敢闘賞?として 「名峰の登り方」って本を頂いた☆ 登れっ!てコトですね(笑 なんか痛いなーと思ったら、膝、肘、手の甲、擦り傷だらけ! 見るとN川さんの首筋にも赤い跡が・・ ワタシを肩がらみで確保したときのモノでしょう。。。 意外と重くってすんません!!(何度もぶらさがったし・・) N川隊長、これに懲りず、また手ほどきください!!! どこまでもついていきますっ (ただし初級コース限定^^;) |
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ってことで、勝手に 「チームN川」 結成しちゃいました トップで行けてフォローの確保できるまで、隊長、よろしくお願いします!! |
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